西原の長屋新築計画日記
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魔除けの逆柱

上棟式の日、岡建の社長さんより貴重なお話をいただいきました。
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日光東照宮の陽明門は、12本の白い柱で支えられていて、
どの柱にも、「グリ紋」と呼ばれる猿の顔のような渦巻きの文様が彫られています。

その12本の柱のうち1本だけ
渦巻きの紋様が他の柱の向きとは逆になっている柱があるそうです。

その1本の柱は、渦巻きの紋様だけ逆さで、
それ以外の彫刻は上下普通になっている事から、
意識的にわざと逆さに彫られたようです。

その柱は「魔除けの逆柱」と呼ばれていて、
「完璧なものは、その瞬間から崩壊が始まる」
といわれていたことから、 魔除けのためにわざわざ逆さに彫ったといわれ、
あえて1ヶ所だけ仕様の異なるところを造ったようです。

このことを見習い、江戸時代の人は、満月がその後欠けることから
「月満つれば欠けるが如し」といって、
完成したものは次に壊れ始めると考えていました。
そこで1ヶ所だけ仕様を変えることで、
まだ未完成の状態であるということを表わし、
建物が未来永劫いつまでも残るように願ったということです。

実はこれらの話には伏線があり、
当時、お上の仕事で大工や棟梁がミスをしたら、
打ち首!獄門!になってしまったそうですが、
そんなことをしていたら、何個首があっても足らないということで
ミスした部分を意識的に「魔除け」としたそうです。

この「逆柱」のおかげか、
日光東照宮は約400年経った今でも衰退に向かうどころか
世界遺産に登録され、ますます建物としての深みを増していますね。

このお話は、RC造(鉄筋コンクリート造)は長持ちするように見えますが、
何も手入れをしなければ、30年ほどでダメになってしまうので、
今日は上棟したが、完成したと思わず、
末永く大事にして下さいという意味でくださったお話です。

私も含めて、現代は余裕がなく
すぐ100%を求めがちですが、
昔の人の知恵には、物に愛着をもち、長持ちさせる工夫を教えてくれます。
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長屋建設に携わったみなさんに感謝です!



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by nukin | 2011-05-10 10:59 | 建築